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拉致より核 約束取り付けるも具体策語らず 日米首脳会談 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:安倍前首相
6日の日米首脳会談は、拉致問題に対する日本国民の強い思いを改めてブッシュ大統領に伝え、対北朝鮮交渉の重要なカードを手放すことになるテロ支援国家指定解除の再考を促すのに最適の場面だった。だが、福田康夫首相は会談で「拉致問題の解決が重要だ。引き続き米国と緊密に協力していきたい」と述べるにとどまった。会談で大統領から拉致問題で引きつづき協力すると約束を取り付けた首相だが、拉致問題よりも核問題解決を優先する米国との共同歩調を乱さないことが大事だと考えているようだ。 (阿比留瑠比)
「ブッシュ大統領は『自分は拉致問題を決して忘れない』と話した。心強く感じた」
福田首相は会談後の共同記者会見でこう述べ、安(あん)堵(ど)の表情を浮かべてみせた。
大統領は「日本国民が拉致問題が無視されてしまわないよう切望していることは分かっている」と指摘。さらには「私も娘を持っており、娘が失踪(しつそう)してしまうということがいかに大変なことかを分かっている」とも述べ、拉致問題を重視していることを何度も強調した。