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民主都議ブラジル視察団 JETRO論文を盗作して「報告書」

2008.9.4 15:02
このニュースのトピックス汚職・政治家疑惑

 民主党東京都議のブラジル視察団が都議会に提出した視察報告書が、日本貿易振興機構(JETRO)職員の論文を盗作していたことが4日、わかった。一部手直しなどがみられるが、論文のほぼ全文を引用し、視察団の見解として掲載していた。視察団の団長だった都議は同日、「参考資料として載せるつもりだった。結果的に『盗作』と言われても仕方がない。申し訳ない」と盗作を認めて謝罪した。共産党都議団の指摘で発覚した。

 盗作があったのは、民主党が都議会に提出し、平成19年3月に発行された海外視察報告書。この報告書の結論部分に該当する「ブラジルにおける環境・エネルギー政策」と題された計4ページ分の文章が、日本ブラジル中央協会の会報「ブラジル特報」(平成17年11月号)に載ったJETRO職員の論文の“丸写し”だった。

 この文章の冒頭には「概観的に論じてみたい」、最後には「都のおける政策立案の上での参考にしていきたい」などの語句が書き加えられ、視察団の見解として掲載されていた。

 視察団の団長だった大沢昇都議(現政調会長、江東区)は「JETROには電話で論文を使ってもいいかどうか確認し、参考資料としての使用許可を得ていた」と述べたうえで、「報告書の編集者が報告書の結び部分と誤解していた。忙しかったため、校正段階でOKを出して確認しなかった。すぐに訂正するべきだった」と弁明した。早急に報告書の訂正作業を行うという。

 ブラジル視察には大沢都議のほか、岡崎幸夫(大田区)、大西智(足立区)、猪爪まさみ(新宿区)の3都議が参加。18年10月に10日間の日程で、サンパウロ、クリチバ、イグアスの3都市を回った。目的は公共交通政策の調査などで、視察費用は都議会局の予算から海外調査費として支出され、4人で総額765万円だった。

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