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大阪府庁のWTC移転も検討
このニュースのトピックス:橋下府政
大阪府の橋下徹知事が、大阪市の第三セクター「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC、同市住之江区)を買収し、府庁機能を全面的に移転する構想を検討していることが3日、分かった。老朽化に伴う府庁本館の耐震性の問題への対応策として、9月定例議会に現在の場所での新庁舎建設、耐震化とともに庁舎整備の全体構想の選択肢の1つとして提示される見通しだ。
橋下知事は5日に平松邦夫市長と会談し、WTCの買収が実現可能かどうかなどの協議に入る方針だ。
府庁本館は、大正15(1926)年に完成し、現役の都道府県庁舎としては最も古い。このため老朽化が激しく、震度6以上の地震で倒壊の危険性があることが判明している。
橋下知事は就任当初、府庁本館について「生産性のある仕事をする環境ではない」と話しており、府幹部によると、現在も耐震化には消極的とみられる。
WTCは、平成7年に完成した55階建ての超高層ビル。立地の悪さなどからテナントが集まらず、経営が破(は)綻(たん)。再建を進めてきたが、平松市長が7月に「再建は事実上無理」との認識を示していた。