MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 政治 政局政策地方行政写真RSS feed

裏金7億円で351人処分 大阪市、3億円を返還

2008.7.31 21:03
このニュースのトピックス地方自治

 総額7億円を超える大阪市の裏金問題で、市は31日、職員351人の処分を発表した。市の処分としてはカラ残業問題の際の7924人(平成17年3、8月)、学歴詐称問題の965人(19年6月)に次ぐ大規模なものとなった。

 返還金は職員やOBからの回収金を含め約3億1400万円が集まり、予定していた3億円分を返還した。残りの約1400万円の扱いは今後検討する。

 平松邦夫市長と副市長2人も減給30%(1カ月)。森下曉副市長は、問題発生当時、経済局長として「不適正資金はない」と誓約書提出後に、裏金が発覚した経緯があるため平松市長が31日、異例の口頭注意をした。

 今回の処分は、今年6月までに判明した裏金が対象。処分されたのは局長級29人▽部長級47人▽課長級68人▽課長代理級34人▽係長級108人▽係員65人。裏金捻出(ねんしゆつ)や業者への「預け金」を作った実行行為者は約200人で、管理監督責任を問われたのが約150人だった。

 処分内容は停職(1カ月〜1日)15人▽減給(3〜1カ月)78人▽戒告92人▽文書訓告124人▽口頭注意42人。文書訓告以下を除く地方公務員法上の懲戒処分は185人となった。

 最も重い停職1カ月は、裏金口座の通帳破棄を指示した経済局課長と、全庁調査がスタートした今年2月5日の翌日に裏金から物品購入の支払命令書を作成した大正区の係長の2人だった。管理監督責任が問われた局長級など幹部は戒告以下に止まった。

 部局別では業者への「預け金」が数多く発覚した市民局54人、旭区で30人、裏金発覚が遅れた経済局で26人の順。平成12年に預け金が発覚したのに今回も預け金が見つかった教育委員会の処分は22人だった。

 一方、全部局の管理職約2200人から集めた自主返還金は約1億8000万円にのぼった。これに直接関係した職員やOBから回収した約9000万円と裏金の残金計約3880万円、業者からの預け金返納分を合わせ、返還金は約3億1400万円が集まった。

 自主返還は支払いを拒否した職員もいる一方で、求められた額を超えて自主的に出したり、対象外なのに支払った職員もおり、市不適正資金問題調査検討委員会が返還を求めた3億円を超えた。

 また、再発防止策として、市は懲戒処分の指針を31日付(8月1日施行)で改正。職員が不適正資金や預け金など新たな裏金をつくった場合、免職または停職とする項目を付け加えた。こうした項目が指針に盛り込まれるのは全国の自治体で初めてという。

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。