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削減額18億円圧縮 大阪府予算案で橋下知事が歩み寄り
大阪府の橋下徹知事は19日、7月臨時府議会で審議中の平成20年度本格予算案の修正案を明らかにした。職員人件費と私学助成の削減額を当初見込んだ総額380億円から362億円に変更し、計18億円を圧縮した。財源は、予算案の黒字分と財源の不均衡を調整する「財政調整基金」からの繰入金を充てる。
橋下知事は「『収入の範囲で予算を組む』ことにはこだわりバランスをとった結果で、ベストな修正案となった」と話した。自民、公明両党はおおむね受け入れる見通し。修正案は22日に提出され、23日の本会議で可決される運び。
人件費削減は当初、一般職の基本給の削減率を4〜12%と設定、345億円を見込んでいた。だが、削減率を0・5%ずつ引き下げて3・5〜11・5%と修正し、15億7000万円を圧縮。最終的な削減額は329億3000万円とした。
私学助成では、私立学校の運営費を補助する経常費助成について、幼稚園で5%削減する考えだったが、削減率を2・5%にとどめた。これらの修正により、私学助成の削減額は当初見込みの35億円から2億3000万円縮小。32億7000万円となった。
また、21年度から実施する私立学校に対する授業料軽減助成の削減も修正。所得制限を橋下知事が6月にまとめた「大阪維新プログラム案」で示した540万円から、680万円に引き上げ、所得層に応じて助成額を見直した。
一方、21年度から自立化の方針を示していた、府立女性総合センター(ドーンセンター)の事業運営などを行う「男女共同参画推進財団」についても自立化の時期を1年延期した。
これらの見直しを実施するためには20年度には計18億円の歳出増が必要となる。その財源としては、本格予算案で単年度で14億4000万円の黒字を計上しており、これを流用するほか、13億円ある財政調整基金のうち3億6000万円を一般会計に繰り入れる考えだ。