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遺族不明の原爆犠牲者823人分の名簿を掲示 広島
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広島市中区の平和記念公園にある原爆供養塔に納められた引き取り手のない被爆者約7万人分の遺骨のうち、氏名が判明しながら遺族の分からない823人分の納骨名簿の掲示が15日、市内の公共施設で始まった。
中区の広島バスセンターでは午前10時ごろ、発車ホームの入り口に縦約1メートル、横約70センチの名簿が張り出された。父親が被爆したというバスセンターの河野貴一係長(38)は「人の集まるバスターミナルで目を留めてもらい、1人でも多くの人の遺族が見つかるよう願っている」と話した。
市は遺族を捜すため、全国の自治体などに毎年名簿を発送、10月末まで掲示を依頼している。氏名のほかに住所や被爆時の年齢が記された人もおり、ことし6月に1人の身元が新たに判明した。