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「サリドマイド」年内にも承認へ 厚労省有識者検討会 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:救急搬送受け入れ問題
昭和30年代に新生児に深刻な薬害をもたらした「サリドマイド」について、血液がんの治療薬として販売再開を検討してきた厚生労働省の有識者検討会は18日、製造販売承認を申請している藤本製薬から出されていた安全管理策を了承した。
近く開かれる予定の厚労省の薬事・食品衛生審議会の分科会での答申をを経て、早ければ年内にも厚労相が承認する可能性が出てきた。
了承された安全管理策は藤本製薬が提案したもので、薬を使用する医師や患者などを登録制とすることや、国や過去の薬害被害者らも加わった第3者機関が順守状況をチェックすることが柱になっている。検討会では厚労省が、現行では救済制度が設けられていない、薬の副作用で死亡した胎児に対する補償を検討することを明らかにした。
サリドマイドは、日本では「イソミン」の商品名で大日本製薬(当時)が昭和33年に発売。睡眠薬や胃腸薬として、つわりに悩む妊婦などに使われた。その際、薬害によって手足の短い新生児が多数産まれる「サリドマイド事件」を起こした。昭和37年に販売が停止されるまで被害者は300人を超えた。