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【ゆうゆうLife】介護 グループホームはだれのため?(下)  (1/3ページ)

2008.8.6 08:04
このニュースのトピックス美容・コスメ

 ■軽減制度なく“高根の花” 

 「グループホームは高根の花」。こんな声が、認知症のお年寄りを介護する家族の間で聞かれます。入居に必要な料金が、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などに比べて高く、収入が少ないと、入居できないのが現実。特養や老健には低所得者への負担軽減制度があるのに、認知症高齢者グループホームにはないからです。(寺田理恵)

 横浜市の公務員、戸田公一さん(55)=仮名=は今年7月、静岡県に住む叔母(77)がグループホームに入る際の保証人になった。驚いたのは、利用料が介護老人保健施設(老健)の倍以上かかること。

 「叔母が2カ月過ごした老健は月6万円だったのに、今のグループホームは月14万円近い。叔母は蓄えを取り崩さなければならないようです。老健の方が新しく、設備も整っているのに、どうしてこんなに差があるんでしょう」と首をかしげる。

 戸田さんの叔母は、ずっと独身で、収入はささやかな年金だけ。5年ほど会っていなかったが、昨秋、叔母のケアマネジャーから戸田さんに連絡があった。聞けば「施設への入所を希望しているので、保証人になってほしい」とのこと。久しぶりに会うと、叔母はすっかり足腰が弱り、訪問を約束した日時も覚えていなかった。

 ケアマネの話では、叔母は要介護2で認知症の症状があり、1人暮らしが困難。しかし、要介護度が軽いので、すぐに入れる施設はないという。

 ケアマネの手配で、叔母は今年5月、年金で賄える老健に入所できた。費用は、介護保険の1割負担が3万円、食費2万円と居住費1万円を加えても月6万円。老健側の説明では「所得が低いので、食費と居住費が軽減された」とのことだった。

 面会に訪れた戸田さんに、叔母は「ここは快適。ずっといたい」と話し、会話もしっかりしてきた。元気を取り戻した叔母は、6月の要介護認定で要介護2から要介護1に。喜んだのもつかの間、老健側から「長期入所する施設ではない」と退所を求められ、戸田さんはあわててグループホームを探した。

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