MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

【ゆうゆうLife】雇用 「パート」で区別されない 改正法から4カ月(5)  (1/3ページ)

2008.8.1 08:15
このニュースのトピックス雇用・失業
荒川区の非常勤職員で南千住図書館司書の鈴木葉子さん。平成19年から非常勤職員ながら「主任」になり、「仕事が認められて嬉しい」荒川区の非常勤職員で南千住図書館司書の鈴木葉子さん。平成19年から非常勤職員ながら「主任」になり、「仕事が認められて嬉しい」

 □適用外の“パート公務員”

 ■「職種」の区分で待遇改善

 地方自治体の非常勤職員は、正規職員よりも勤務時間が短い、いわば「パート」。しかし、改正パート労働法は適用されません。非常勤職員の待遇は「法律」で定められ、改正パート労働法が改善を求める「労働契約」にあたらないためです。しかし、非常勤職員の待遇は正規職員に比べて低く、雇用も不安定。こうした“パート公務員”の待遇をどう改善していくか、取り組みが問われます。(佐久間修志)

 神奈川県内の自治体で非常勤職員として働く横川学さん(29)=仮名=は週5日、地域のごみ収集を担当している。朝8時半から午後5時過ぎまで働き、月収は手取りで「20万円に届かないくらい」。賞与も年2回出るが、1カ月分の月収より少ない。今は妻(37)と共働きで家計をやりくりしている。

 同じ職場に正規職員もいる。仕事内容の違いは、正規職員には、ごみ収集車の運転が任される程度。それでも彼らの収入は、同年代で自分より1〜2割ほど多い。

 疾病休暇が取れないのも痛い。「仕事中に事故が起きたら、治療費は労災で出るが、休みは自分持ち」。有給休暇は月1日取れるが、2日以上休むと、給与に影響する。娘の病気で5日間休んだ同僚は、手取りが約13万円になったと聞いた。

 「体を動かす今の仕事はストレスがたまらず、気に入っていますが、もう少し待遇がよければ…」。不安を抱えながら、炎天下の作業をこなす毎日だ。

このニュースの写真

荒川区の非常勤職員で南千住図書館司書の鈴木葉子さん。平成19年から非常勤職員ながら「主任」になり、「仕事が認められて嬉しい」

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。