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【Re:社会部】「あきらめない心」どこに
このニュースのトピックス:柔道
先日閉幕した北京五輪はメダルのあるなしで選手の間に明暗が分かれましたが、選手の家族や知人を取材して1つの共通点を感じました。最後まであきらめない、強い気持ちです。
金メダルに輝いたソフトボール代表の上野由岐子投手は高校時代、体育の授業中に腰椎(ようつい)を骨折。一歩間違えれば再起不能という大けがでしたが、「五輪に出る」という目標のため、下半身が動かなくても上半身を鍛えて復活を果たし、今回の快挙につなげました。
柔道男子66キロ級の内柴正人選手もアテネ五輪後、結果が出ない日々が続きましたが、「家族のために」と現役にこだわり続け、北京で金メダル。「おやじの仕事をしっかりやりました」と言ってのけ、日本中を沸かせました。
結果こそ出なかったものの、ほかの多くの選手たちも最後まで勝負を捨てず、戦いました。だからこそ、多くの人が選手の一挙一動に釘付けとなり、結果に一喜一憂したのでしょう。
そんな姿を見たからでしょうか。今回の福田康夫首相の辞任劇には開いた口がふさがりません。金メダル級のあきらめの良さです。もたらされた結果が感動ではなく、有権者の失望というのも自業自得と言えるでしょう。(法)