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「女子カメ」街を行く!レトロなメカに魅せられて…
このニュースのトピックス:ウイークエンド「MSN産経ニュース」
街でよく見るカメラを首にかけた若い女性たちが気になる。愛機は主流のデジタルカメラではなく、現像やプリントが必要なフィルムカメラ。そんな女性を、世間では「女子カメ」と呼ぶ。専門学校や通信教育で技術を磨き、ファッションにもこだわる。あえてひと昔前のメカにはまっているのはなぜ?
暗い室内に赤い電灯がともる暗室。現像液に漬けた印画紙に、徐々に画像が浮かびあがる。
「印画紙には、自分の想像以上のものが出てくるんです」と話すのは山下裕美子さん。両親の古いカメラを譲り受けて写真を始めた。
福山歩さんは、約40年前の名機「ペンタックス 6×7」の中古を手に入れた。フィルムのサイズは、普通のカメラの4倍。カメラは大きく重いが「デジカメと違い、撮るだけで終わらないフィルムカメラのほうが、失敗や苦労もあるけれど楽しい」と笑顔を見せる。
カメラはもちろん、ファッションにも気を使うのが女子カメ。お気に入りのカメラを手に入れたら、服装もコーディネートする。ストラップも、60年代から70年にかけてアメリカで製造されたビンテージなどに人気が集まる。
1枚の写真を完成させるために、時間と技術を注ぎ込む。彼女たちがレトロなカメラを通じて表現しようとしているのは、自分自身なのかもしれない。部屋に眠るフィルムカメラを久しぶりに持ちたくなった。
(写真報道局 彦野公太朗)
















