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敵もサル者…捕獲劇あざ笑う都心の「イタズラ坊主」 頼みは麻酔銃? (1/3ページ)
このニュースのトピックス:ウイークエンド「MSN産経ニュース」
野生のサルにとって、都会のコンクリートジャングルは格好の遊び場なのか−。8月20日朝、東京都渋谷区の東急東横線渋谷駅に現れたサルは、捕獲用の網を振り回す警察官や消防隊員をあざ笑うように、約3時間後、雑踏の中に消えていった。その後、今月4日までに新宿区や千代田区でも目撃情報が寄せられ、そのたびに警察官らが捕獲劇を繰り広げているが、あえなく失敗に終わっている。動物園関係者は「報道を見る限り、サルの方が一枚上手」と苦笑している。
体長50センチの珍客 30人超の捕獲チーム空回り
「天井伝いに跳ねてきて、切符の券売機にぶつかり落っこちた」
8月20日午前9時半。渋谷駅構内を巡回中の女性警備員、鈴木千尋さん(26)は、体長50〜60センチの小さな珍客に目を奪われた。サルは素早く起きあがると、改札近くの柱を上り下りしたり、切符売り場をうろうろした後、運行状況を知らせる掲示板の上に居場所を見つけた。
「何の騒ぎかと思ったら、サルだもの。驚いたよ。いったいどこから来たのかね」
自営業の男性(68)は目を丸くして、携帯電話のカメラを向けた。足を止めるサラリーマンらを誘導する駅員の叫び声で喧噪(けんそう)に包まれる中、サルは悠然と寝そべったまま。通報で駆けつけた警察官や消防隊員の「捕獲チーム」30人超が、捕獲用の網を手にして掲示板の下を取り囲み、にらみ合いが始まった。
正午前。動き出す気配がないサルにしびれを切らしたのか、人間が動く。脚立に上って天井から巨大なネットを垂らし、1メートル間隔で円陣を組んで直径7メートルほどの包囲網を作った。










