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【Re:社会部】際立った罪の重さ
このニュースのトピックス:脅迫・強要
夏の甲子園が終わりました。“聖地”取材に心躍らせていたとき、群馬代表の桐生第一高校の野球部員が、強制わいせつ容疑で逮捕されるというニュースが飛び込んできました。
部員はレギュラーではありませんでしたが、一時はチームの出場辞退も検討されました。最終的に「出場」となりましたが、同校にとっては多難の夏になりました。
事件後、同校に「甲子園に行ったらどうなるか分かるだろうな」という脅迫電話が複数回あり、学校側は希望制による一般生徒の応援参加を取りやめました。試合当日、アルプス席から声援を送ったのは応援団、吹奏楽部、チアリーダーら約50人。父母などを合わせても約500人と、対戦校側のスタンド席に比べ空席が目立ちました。それでも声をからして、必死に応援していたのです。
スタンドにいた高橋昇校長は「大会前、応援団の生徒に『厳しいヤジを受けるかもしれないがやれるか』と聞くと、彼らは『やれる』と即答した。その目に強い意志を感じたから甲子園に連れてきたんです」。試合中に心ない言葉が飛んでくることはありませんでした。でも…。
健闘むなしく初戦で散ったナインに涙を流して拍手を送った応援団員。甲子園に応援にいけなかった在校生。彼らの気持ちを思うと、一人の部員が犯した“罪”の重さが余計に際立ちます。(翔)