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粘着テープの場所取り、各地で問題化 芝生、舗装の損傷も (1/2ページ)
花火大会や祭りなど野外イベント真っ盛りの季節になったが、見物客が粘着テープを地面に張って場所取りをする行為が各地で問題化している。そのままごみとして放置されるだけでなく、点字ブロックを隠したり、芝生や道路の舗装が損傷したりする悪質なケースも目立つ。主催者側が「モラルに頼るのは限界」と禁止する例が相次いでいるものの、見物客らの多くは迷惑行為との意識が薄く、被害は減りそうもない状況だ。(芦川雄大)
粘着テープを使った場所取りは、地面に段ボールやビニールシートを固定する形で周囲を張る方法のほか、粘着テープのみを地面に四角く張り付け、場所を使う権利を主張する方法も広がっている。
4万2000発の花火が見ものの諏訪湖祭湖上花火大会を15日に控える長野県諏訪市。ここ数年、場所取り自体を禁止している湖岸のジョギングロードに粘着テープが張られ、舗装に使用されているゴムチップがはがれる被害が続出している。実行委員会は「安価な粘着テープは最も手っ取り早い場所取り手段。張るのは簡単だが、きれいにはがすことは難しい」と説明する。
毎年7月に花火大会が開かれる山下公園(横浜市)でも、直接粘着テープが張られて芝生が傷む被害が増え、18年から禁止行為として周知活動を行っている。横浜市では「特に問題があるのはビニールシートを併用したケース。暑い時期にはシートの下が蒸れ、芝生が枯れてしまう」と話す。




