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次世代の人に、ヒロシマの心をこども代表が平和への誓い 全文 (1/2ページ)

2008.8.6 11:31
平和への誓いをするこども代表の今井穂花さん(左)と本堂壮太くん =6日午前8時31分、広島市中区の平和記念公園平和への誓いをするこども代表の今井穂花さん(左)と本堂壮太くん =6日午前8時31分、広島市中区の平和記念公園

 昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分。

 突然のするどい閃光(せんこう)と爆風で、数え切れない多くの尊い命が失われました。

 あの日、建物疎開や工場で働くために出かけていった子どもたちは、63年たった今も帰りません。「いってきます。」と出かけ、「ただいま。」と帰ってくる。原爆は、こんな当たり前の毎日を一瞬で奪いました。

 原爆は、やっと生き残った人たちも苦しめます。

 放射線の影響で突然病に倒れる人。

 あの日のことを「思い出したくない」と心を閉ざす人。

 大切な家族や友人を亡くし、「わしは、生きとってもええんじゃろうか?」と苦しむ人。

 でも、生き抜いてくれた人たちがいてくれたからこそ、私たちまで命が続いています。平和な街を築き上げてくれたからこそ、私たちの命があるのです。

 今、私たちは、生き抜いてくれた人たちに「ありがとう」と心の底から言いたいです。

 忘れてはならない原爆の記憶や、核兵器に対する怒りは、年々人々の心から薄れていると思います。しかし、人の命を奪う戦争や暴力は、遠い過去のことではありません。

 この瞬間にも、領土の取り合い、宗教の違いなどによる争いによって、小さい子どもや大人、私たちと年齢の変わらない子どもたちの命が奪われています。

 失われた命の重さを思う時、何も知らなくて平和は語れません。

 事実を知る人がいなくなれば、また同じ過ちがくり返され、戦争で傷つき、命を失った人たちの願いは、かき消されてしまいます。だから、私たちは、大きくなった時、平和な世界にできるよう、ヒロシマで起きた事実に学び、知り、考え、そして、そのことをたくさんの人に伝えていくことから始めます。

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平和への誓いをするこども代表の今井穂花さん(左)と本堂壮太くん =6日午前8時31分、広島市中区の平和記念公園
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