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【Re:社会部】超人たちの人生模様
いよいよ北京五輪が8日から始まります。アジアでの大会とあって大きな時差はなく、朝から夜まで生中継が楽しめます。仕事がなかなか手につかない17日間となりそうです。
五輪観戦の醍醐味(だいごみ)はやはり真剣勝負の緊迫感。競技を問わず、世界中の一流アスリートたちが競い合い、記録をめぐってしのぎを削る姿には、思わず時間を忘れて見入ってしまいます。
そして、彼らの人生模様。超人たちも同じ人間です。五輪という最高峰の舞台に至るまでには、想像を絶する努力や葛藤(かっとう)があったはず。舞台に上るまで、それら下積みが表に出ることはありません。
96年アトランタ大会。取材した女子サッカー選手の1人が吐露した言葉が印象に残っています。「女子サッカーはプロもないし、将来の保証はない。『サッカーか、仕事か、結婚か』の選択に迫られます。多くの優秀な仲間がサッカーをあきらめていきました」
ギリギリまでスポーツを続ける過程では、「出口の見えない森をさまようような孤独感に直面する」といいます。迷い、悩みに打ち勝って五輪の舞台に立つアスリートは、だからこそ、見るわれわれを力づけ、希望を分け与えてくれるのでしょう。
4年に1度の五輪、社会面ではそうした彼らの人生模様をどしどしお届けしていきたいと思っています。(井)