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【停車場ストーリー】東急東横線・目黒線 田園調布駅 復元されたハイソな旧駅舎、“パリ風”街並みのシンボル (2/2ページ)

2008.7.26 09:14
このニュースのトピックス停車場ストーリー
住民の強い要望で復元された田園調布駅の旧駅舎。まさに美しい街並みのシンボルだ=東京都大田区田園調布住民の強い要望で復元された田園調布駅の旧駅舎。まさに美しい街並みのシンボルだ=東京都大田区田園調布

 生活に密着した駅。それだけに、駅舎の取り壊しが決まったときは、住民の間に衝撃が走った。「街のシンボルを失うわけにはいかない」と、東急電鉄に再建を要望。東急もこれを了承し、旧駅舎の屋根や壁の一部をサンプルとして保存。図面や写真を参考に、当時の姿を再現した。

 現在も駅舎2階の会議室では、東急と住民、区役所、商店街などが毎月1回集まって、情報交換や街の課題について話し合っている。

 冨田駅長は「弊社の原点でもある特別な駅。駅を中心とした街づくりのノウハウは、50年以上続いている田園都市線の開発にも生かされている。今後も住民とのつながりを大切にしていきたい」と話している。(蕎麦谷里志、写真も)

 ■田園調布駅 1日平均乗降人員=3万5709人(平成19年度)。内訳は東横線2万5730人、目黒線9979人▼開業=大正12年3月11日、部分開通した目蒲線の駅として開業。当時の駅名は調布で、昭和元年に田園調布に改称された▼平日の運行本数=上り527本、下り542本▼駅周辺=商業施設は東口に集中。扇型の街並みの西口には高級住宅街が広がっており、プロ野球の元巨人監督、長嶋茂雄氏ら多くの著名人が在住している。

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住民の強い要望で復元された田園調布駅の旧駅舎。まさに美しい街並みのシンボルだ=東京都大田区田園調布
復元された西口の旧駅舎前。花の手入れなど、地元住民のボランティアによって、街の玄関口は常に美しく保たれている
復元された旧駅舎の2階にある会議室。毎月1回、ここに東急と住民、大田区役所、商店街などの関係者が集まり、街の課題について話し合っている
駅東側の広場からみた旧駅舎。田園調布駅周辺は東西方向に傾斜があるため、西側の街区は東側よりもほぼ建物1階分高くなっている
旧駅舎がある駅西側とは反対側にある改札前の広場。商業施設は駅東側に集中しているが、高さを制限するなど、こちら側も景観に配慮されている
4番ホームに到着した東横線の渋谷行き電車(8両編成)。平成24年から東横線は東京地下鉄副都心線と相互乗り入れすることが決まっており、車両の10両化に対応できるようにホームには2両分のスペースが備えられている
美しい街並み。田園調布は、言わずと知れた日本屈指の高級住宅地だ
西口の駅前から延びる銀杏並木。旧駅舎とともに、田園調布のシンボルだ
旧駅舎2階の会議室から見下ろす田園調布駅西口の街並み。手前の噴水を中心に、放射状および同心円状に道路が広がっている
地下化された田園調布駅の4番ホームに入ってくる渋谷行きの東横線。1、4番が東横線、2、3番が目黒線のホームで、乗り換えの利便性が配慮されている

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