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【鉄道ファン必見】切符にサボに時刻表−閉館中の資料館所蔵品大公開! (3/3ページ)

2008.7.19 15:41
このニュースのトピックス鉄道マニア
藤尾さんの急逝で閉館中の「ふじおミニ鉄道資料館」=兵庫県朝来市山東町梁瀬藤尾さんの急逝で閉館中の「ふじおミニ鉄道資料館」=兵庫県朝来市山東町梁瀬

 貨物列車とも考えられるが、そして実際昭和54年までは奈古駅も貨客扱い駅ではあったようだが、貨物ターミナルがあった様子もなく発着点としては腑に落ちない。

 そもそもいつ頃運行されていた列車なのか、興味は尽きないのだ。

 ところでサボは即売会などでも人気の鉄道グッズ。藤尾コレクションにも、後藤寺行(現在の福岡県・田川後藤寺駅と思われる)、今はなき国鉄七尾線の「金沢−輪島」など歴史の生き証人が多数。

 そしてここにも朱鞠内が顔を出す。北海道・深名線の朱鞠内−名寄サボだ。藤尾さんの朱鞠内へのあこがれやいかに?

あれもこれも

 時刻表は、鉄道省編纂になる昭和14年のものがもっとも古い。戦後のものは毎号がおおむね揃っており、表紙を見ていると、デザインだけでなく、日本の印刷技術の変遷までが分かるのではないかとさえ思われる。

 さらに興味深いのは国鉄・福知山鉄道管理局が作っていた「機関士・運転士見習教育手帳」だ。時代は分からないが、かなりの年代ものだ。

 めくってみるとノート式になっていて、若い機関士や運転士候補生達が勉強した跡とおぼしき文字がびっしり。「故障手当と注意事項」のページにはこう記されていた。

 「故障発生した場合は人命尊重第一とし、列車の影響を考慮するとともに併発事故防止に努めること」

 平成17年のJR福知山線脱線事故の後、こうした心得が再び鉄道マンのものになっているだろうか。

 ほかにも一般職員や助役用制帽や腕章、国鉄の略旗、切符に文字を印字するための組版、そして部屋一杯のゲージなど、鉄道関連ならあれもこれも集めたという感のある一大コレクション。国鉄とJRの歴史を背負った品々は、再び世に出る日を待っている。(藤浦淳)

このニュースの写真

藤尾さんの急逝で閉館中の「ふじおミニ鉄道資料館」=兵庫県朝来市山東町梁瀬
玄関を入ると左手に広がる「切符地図」
一大ブームとなった愛国−幸福間の乗車券
石北本線主要駅の入場券。藤尾さんの足跡が偲ばれる
今はなきJR片町線の片町駅入場券
廃線直前の深名線湖畔−朱鞠内間の片道乗車券。777の日の和田山駅での購入にコレクターの執念がうかがえる
大阪万博記念周遊券
硬券乗車券組版。手に取るとずっしり重い。
資料館の天井を飾る阪和線−紀勢線特急に使われていた行き先案内のロール
山陰本線の長距離ローカル列車用だったと見られる豊岡−奈古間の横サボ(上)。
大人気のローカル線だった深名線のサボ。平成7年9月に廃線となった。
金沢と輪島を結んだ列車のサボ(上)。輪島までの鉄路も穴水までを残して無くなってしまった
後藤寺行と書かれたサボ。現在の田川後藤寺駅(福岡県田川市)行きとみられる
函館と網走を千歳経由で結んだのは往年の長距離特急「おおぞら」用か。「via」の英語表記が珍しい
東舞鶴の「鶴」の略字が時代を感じさせる
快速「海峡」のサボ
大阪万博では団体列車も登場した。いまでは考えられない万博列車
大阪と軍港・舞鶴を結ぼうと設立された阪鶴鉄道の記念サボ
往年の名特急はとつばめ
学生班はラッシュ時の押し込み要員アルバイト
国鉄職員の制帽。右は助役用、左は一般職用
ちょきちょきと音が聞こえてきそうなコレクション
そういえば改札の片隅で見たような…
新井駅のもの
戦前の国鉄職員用鉄道線路地図。日本占領下にあった朝鮮半島や台湾も描かれていた
戦前の鉄道路線図(近畿〜東海地方)
機関士・運転士見習教育手帳
梁瀬駅の貨物運輸作業台帳(昭和20年度)
昭和14年2月15日のダイヤ改正を掲載した時刻表
昭和25年新春のダイヤ改正号
昭和43年ダイヤ改正号
資料館の大きなゲージは藤尾さんの生前のまま。ボンネット型特急
主要な新幹線車両も揃っている
電気機関車EF66
梅小路運転区を彷彿とさせる車両基地。DD51型などのディーゼル機関車が並ぶ
ゲージの操作パネル
ゲージの一部。壁にはサボがずらりとかけられ、窓の下の棚には古い時刻表も並ぶ室内は鉄道天国

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