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【インタビュー】蒼井優 「百万円と苦虫女」3年ぶりの主演 (2/3ページ)
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短大を卒業したものの、就職浪人をしている鈴子(蒼井)はバイト中、刑事事件に巻き込まれ家族から厄介者にされる。「100万円たまったら家を出ます」と家族に宣言した彼女はひたすら働くが…。映画「百万円と苦虫女」の監督はタナダユキ。女性監督との仕事でつかんだものは多かったという。
「撮影現場で男性監督は結果を重視し、女性監督はプロセスを重視する。理想を追うのが男性、現実を求めるのが女性−という人生観がそのまま現場でも出るんです」と鋭く分析する。
16歳で銀幕デビューして以来、映画を主戦場に活動し、テレビ全盛の時代に逆行するように映画女優という看板を背負ってきた。国内外の監督から出演依頼が絶えないが、「ずっと映画女優を続けたい」という漠然とした思いは数年前に捨てた。今はこう考える。「この作品が女優として最後になるかもしれない。だからこそ全力でストイックに演じよう」と。
取材中、どぎまぎさせられる衝撃的な言葉が次々と出てくる。映画で見せる彼女の演技も作品ごとに新鮮な驚きを与えてくれる。演技にかけるこの力(パワー)はどこからわき出るのか。
「人の持つ力がみな同じであるとするならば」と前置きし、こう説明した。「私は基本的に働き者ではありません。日常ではあまり力を使わないようにしています。女優という仕事は非日常。そこに力を集中しています」
出演作の一つ一つを夜空に輝く星に例え、こう続けた。
「かつて私は星座を作りたいと考えていました。ここにはどんな星(作品)を置いて−と計画を立てて。でもそれでは窮屈過ぎる。星は一つずつ作ればいい。いつか美しい星座になればいいなと思いますが…」










