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【鉄道ファン必見】一畑電車の本を自費出版 スケッチや写真で紹介
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島根県の宍道湖(しんじこ)北岸の松江〜出雲市を結ぶ私鉄「一畑(いちばた)電車」(延長42・2キロ、26駅)の魅力を紹介する本「一畑沿線ものがたり」(A5判、244ページ)を、出雲市平田町のライター、原美代子さん(66)が自費出版した。構想から取材、執筆に約3年かけた力作。ガイドブックとして重宝されそうだ。
原さんは「四季折々の顔をみせる地域の宝である一畑電車の駅と周辺の魅力を知ってもらおう」と、平成17年からスケッチブックを片手に一駅ずつ回って歴史や名所などを取材し、愛情あふれる文章とスケッチを地元新聞の生活情報紙に連載。本はこれを基に加筆し、カメラ付き携帯電話で撮影したカラー写真200枚も加えた。
さらに昭和の初め頃に石膏(せっこう)を産出した鰐淵(わにぶち)鉱山を題材にした「催花雨(さいかう)」と、全国から出雲に参集した神々が万九千神社(島根県斐川町)から美保関神社(松江市美保関町)まで歩いて旅する「神々のウオーキング」の小説2題も掲載した。
松江と出雲大社を結んだ近世〜昭和初期の「杵築往還」(遥堪=ようかん=駅)、酒の神様を祭る松尾神社(一畑口駅)など、観光ガイドブックとしても役立つ。
奈良時代の「出雲国風土記」に記述してある名所などを歩き、4年前に「私の風土記」を出版した経験のある原さんは「取材を通じてたくさんの人と出会い、お世話になった。魅力あふれた一畑電車をみんなで大切にしていきたいですね」と話した。


