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【停車場ストーリー】北総鉄道・印旛日本医大駅 副駅名に残る松虫姫伝説 (2/2ページ)
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駅名を決める際、近くの松虫寺に伝わる松虫姫伝説にちなむ「印旛松虫駅」という名前が有力候補だったが、病院が新設されたため現在の駅名となった。しかし「松虫」の名に愛着を覚える地元住民からの要望で副駅名として残った経緯がある。
その松虫姫伝説とは−。松虫寺の岩井宏純住職が「奈良時代に聖武天皇の皇女、松虫姫が重い病にかかり、夢のお告げに従って現在の松虫寺の地にあった薬師如来に祈ると病が治った。ことのほか喜んだ聖武天皇がそれまで小さな祠(ほこら)だった薬師に姫の名にちなんだ『松虫寺』を建てたようです」という逸話を教えてくれた。
北総鉄道では現在、印旛日本医大駅から成田空港までの延伸工事を進めている。平成22年の開通後は、京成上野駅から京成スカイライナーに乗り、北総鉄道を経由して成田空港まで最速36分で結ばれることになる。
ますます便利になる交通機関と、ニュータウンにふさわしいモダンな雰囲気の駅舎。そして松虫姫の伝説。新しさと古さがとけ合ったこの駅を訪れるとき、あるいは通るとき、昔のお姫さまの伝説が今なお地元の人の心に記憶されていることを知っておくのも一興だろう。(西岡瑞穂、写真も)
■印旛日本医大駅 1日平均乗降人員=2894人(平成19年度)▼開業=平成12年7月22日▼平日の運行本数=上り51本、下り51本▼駅周辺の主な施設=日本医大千葉北総病院、医科器械歴史資料館、印旛村役場、松虫寺、松虫姫神社、栄福寺薬師堂など。








