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主なくした私設鉄道資料館 「必ず再開」と息子 兵庫・朝来のマニア

2008.7.9 12:51
このニュースのトピックス鉄道マニア
ふじおミニ鉄道資料館(提供写真)ふじおミニ鉄道資料館(提供写真)

 鉄道切符のコレクターとして全国的に知られ、今年1月に84歳で急死した藤尾忠雄さん(兵庫県朝来市山東町)が自宅に開設していた鉄道資料館が閉館となり、多くの鉄道ファンを残念がらせている。約4万点にのぼる貴重な鉄道資料だけに「譲って欲しい」との要望も多いというが、跡を継ぐ、中学校教諭の泰彦さん(55)は「必ず再開します」と、資料を大切に守っている。

 藤尾さんは高校の講師を退職後、北近畿鉄道友の会会長として、地域の鉄道イベントなどに参加していた。父親が鉄道省に勤務していたこともあって子供のころから鉄道好きで、自宅近くの駅に出かけては蒸気機関車を眺めていたという。

 全国の鉄道路線を巡り、集めた切符は約3万枚、時刻表は1000冊以上、旧国鉄時代の列車ダイヤや列車愛称名票などを含むコレクションは約4万点に上り、その数と価値から“藤尾コレクション”は全国に知られるようになった。

 コレクションが増え過ぎたため、平成14年8月に隣家を買い取って「ふじおミニ鉄道資料館」として開館、無料公開していた。亡くなる前日も若者が訪れ、「世代を超えて鉄道の話で盛り上がっていたようです」(泰彦さん)という。

 藤尾さんの死後、鉄道マニアから「展示資料を譲ってほしい」との申し出もあるが、泰彦さんは「父が残した資料はこれからも大切に守っていきたい」といい、資料館もいずれ再開する考えだ。大学3回生の息子の章太さん(20)が、祖父の血を受け継いだのか大の鉄道ファンといい、「息子が卒業して地元に戻ってきたときが、再開の時期になるでしょう」と話している。

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ふじおミニ鉄道資料館(提供写真)
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