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【停車場ストーリー】JR根岸線・桜木町駅 歴史と未来を結ぶ駅舎 (1/2ページ)

2008.7.5 08:46
このニュースのトピックス停車場ストーリー
駅入口の屋根の緑色で三角形のデザインは、駅誕生当時の駅舎屋根を再現している=横浜市中区桜木町駅入口の屋根の緑色で三角形のデザインは、駅誕生当時の駅舎屋根を再現している=横浜市中区桜木町

 ランドマークタワーなどの高層ビルと大きな観覧車がそびえ立つ近代都市「みなとみらい」と、居酒屋や劇場など下町情緒漂う「野毛地区」。桜木町駅は横浜市中区の特徴的な2つの街のちょうど真ん中に位置する。現在の駅舎はすでに3代目で、「歴史と近未来の町の接点」と駅長は話す。

 駅の開業は明治5(1872)年。新橋と横浜を結ぶ日本で最初の鉄道が開通したときに、初代の横浜駅として開業した。名称を現在の横浜駅に譲り、桜木町駅と改称されたのは大正4(1915)年のことだ。

 鉄道建設には海外から多くの技術者が招かれ、「日本の鉄道の恩人」とたたえられるイギリス人の鉄道建築技師、エドモンド・モレルもその一人だった。桜木町駅の改札近くにはモレルの肖像が飾られ、横浜市山手町の外国人墓地にはモレルの墓が建てられている。JR東日本横浜支社では「鉄道記念日」の10月14日前後に毎年、桜木町駅長らが制服・制帽の正装姿で墓参りを行っている。モレルは今でも鉄道マンや横浜市民の心に生き続けているのだ。

 他にも、駅構内や周辺には歴史を感じさせるさまざまなものが残っている。駅から南へ徒歩1分の場所には「鉄道発祥記念碑」がある。初代の駅舎があった場所に建てられたという。また、駅入口の屋根のデザインもその一つ。緑色の特徴的な三角屋根は開通当時の屋根の形を復元したものだ。

 近くにはもう一つ特徴的な場所がある。平成16年2月に横浜高速鉄道みなとみらい線が開通したのに伴い、同線への乗り入れを東急東横線が開始したために廃止された、横浜−桜木町間の東横線の高架下壁面に描かれたストリートアートだ。カラフルで迫力のある絵が歩道沿いに描かれている。

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駅入口の屋根の緑色で三角形のデザインは、駅誕生当時の駅舎屋根を再現している=横浜市中区桜木町
みなとみらい地区の開発で、サラリーマンだけでなく観光客の乗り降りも増えた
駅前には花が植えられ、きれいに整備されている=横浜市中区桜木町
発車前の根岸線・大船行きの電車
みなとみらい地区の開発は現在も進行中で、線路脇に建設中の建物が見える
桜木町駅は横浜駅と関内駅の間にある横浜市中区の中心地だ
改札口の近くに飾られたエドモンド・モレルの肖像。「日本の鉄道の恩人」と称えられる英国人鉄道技師だ
廃線となった部分の東横線の高架下に描かれたストリートアート。芸術性の高い、駅のシンボルだが、今年度末にはなくなってしまう
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