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「三浦雄一郎は三浦雄一郎だ!」三浦さん、無事ベースキャンプに (1/2ページ)
このニュースのトピックス:地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
【エベレスト・ベースキャンプ=木村さやか】75歳での世界最高峰・エベレスト(8848メートル)登頂を果たしたプロスキーヤー、三浦雄一郎さんの遠征隊は28日午後3時45分(日本時間同7時)、無事ベースキャンプへ戻り、出迎えた長男の雄大さん(42)、次男の豪太さん(38)らの大歓迎を受けた。三浦さんは到着直前に心臓の不調を訴え、出迎えの隊員は一時騒然となったが、「みんなに早く会いたくてとばしたら、酸欠になっただけ。心配かけてごめん」(三浦さん)と、体調も良好の様子だった。
登頂の興奮さめやらぬ三浦さんに、エベレスト登頂の感激を聞いた。
26日午前零時半ごろに出発したときはものすごいブリザード(暴風雪)。登攀隊長の村口徳行さん(51)と、「さてどうなることやら」と言いながら出発した。月の明かりもなく真っ暗で、自分のヘッドライトだけを頼りに斜度50度ぐらいの氷の壁を登っていった。
ナイフリッジ(切り立った尾根)のような稜線に出ると、風はものすごく強くて寒くて、雪もまだ激しい。先行するシェルパのンガテンバさん(52)が時折膝まで埋まるぐらいの雪だった。続く南峰手前100メートルぐらいでは斜度が60度。懸垂に近い状態でアイゼンをひっかけながら登った。
ふと見ると、東の空がすーっとうっすら明るくなっていく。これで希望が出てきた。ヒラリーステップ(エベレスト山頂手前の岸壁)は、もう限界に近い体力で必死に登った。






