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【きのうきょう】浴衣
このニュースのトピックス:女性
東京都世田谷区 本間尚代(71) 煎茶道師範
あちこちで花火大会が催され、浴衣姿の女性を見かけます。ですが、浴衣をひとりで着るためか、襟元がだらしなくはだけていたり、足袋に草履を履いていたり、流行なのか、グリーン、黄色、黒地の浴衣に至っては、見ている方が暑苦しくなってきます。
先日、東京・新宿駅の改札口で、藍地の浴衣に、髪を涼しげなアップにまとめ、きちんと着付けをした、小柄な外国人のお嬢さんがいました。とても涼しげで、「きれいよ」と声をかけると、恥ずかしそうにほほえみ、会釈を返してくれました。そのさわやかな姿に名残を惜しんでいると、邪魔だとばかりに5人の浴衣姿の男女に体当たりされました。1人は浴衣の両袖を肩までめくり上げ、1人は袖を両手で持って、たくし上げていました。
三つ子でも着物を着ると、ちょっとお澄ましになり、お転婆が影をひそめます。せめて着物を着たときは、本来の日本人としての心を取り戻して、と願わずにはいられません。