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【鉄道ファン必見】これは“鉄道遺産”だ! 日本最古のシールド掘削機 鉄道総研講堂に展示 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:鉄道マニア
昭和47年のトンネル電化工事でこのシールド掘削機が発見され、保存用に先端を幅1・2メートル、長さ2メートルを切断した。旧交通博物館(東京・秋葉原)で一時展示したが、同60年ごろ、手狭になったため鉄道総研で引き取っていた。昨年10月にオープンした鉄道博物館(さいたま市)から収蔵の申し出があったが、「前身の研究所が開発したもの。ここにある方がふさわしい」と断ったという。
ブルーシートで覆った状態で長らく構内の一角で保存していたが、「きちんとした形で歴史的価値を伝えるべきだ」と判断。鉄道総研の小野田滋技術情報課長は「鋼鉄がゆがんでいたり、リベットがすり減っていたり、海外から最新の技術を持ち込んで挑戦した先人の苦労の跡を見てほしい」と話している。
失敗だった?初めてのシールド工法
技手として折渡トンネル工事に参加した田村里行さんの孫、杉崎忠久さん(59)は今年3月、分厚い洋書「トンネルシールド(原題・Tunnel Shields and The Use of Compressed Air in Subaqueous)」を土木学会付属図書館に寄贈した。
ロンドンで1906年に発行、A4判、389ページ、紺色のクロスで装丁されている。地理の教員を目指して測量が必修だった大学生の杉崎さんに、田村さんが「読んでみろよ」と渡したものだ。赤線を引いた英文の下に「折渡隧道ニテハ●(判読不能)ト称セリ」などと所々に細かい字で書き込みが加えられている。
田村さんは参考書として丸善で購入し、読みながら作業を進めていたという。坂本真至図書館業務室長は「日本で初めてのシールド掘削機だからきちんとした説明書もなかったのではないか」と推測する。
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