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カナダの棚氷、大規模崩壊 今夏に23%消失
このニュースのトピックス:温暖化
北極海に面したカナダ・エルズミア島の棚氷の崩壊が急速に進んでいると、カナダ・トレント大の研究チームが3日発表した。温暖化の影響とみられ、この夏だけでカナダの棚氷面積の23%に当たる214平方キロが消失したという。
棚氷は、陸の氷床や氷河が海に押し出されて形成される陸と一体化した洋上の氷。研究チームによると、エルズミア島にある五地域の棚氷のうち、8月に50平方キロのマーカム棚氷全体が分離して北極海に漂い出したほか、それ以前にも2つの地域で大規模な崩壊が確認された。
同島の棚氷は約4500年前の古い氷を含み、厚さは約40メートル。現在の気候状況ではいったん失われると2度と回復しないという。
北極では近年、温暖化により海氷の面積も急激に縮小。8月下旬には観測史上2番目に小さい面積となり、最小値を記録した昨年レベルに近づいている。(共同)

