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環境を汚染…米業界、タイヤの鉛製重り追放へ
このニュースのトピックス:環境・エコ
【デトロイト=USA TODAY(シャロン・カーティ)】米環境保護局(EPA=Environmental Protection Agency)とタイヤ小売業、公共機関、自動車メーカーが5日、車輪の鉛製重りを2011年までに使用禁止にすることで合意する見通しになった。
車輪には回転時の振動抑制や摩耗防止のため、小指ほどの鉛製重りがつけられている。平均的な重さは70グラム前後だが、年間13%の重りがはがれ落ち、その総量は2000トンに上る。そして、落下した鉛はほこりに混じり、地下水にしみ込み、道路のゴミと一緒に埋め立てられるなど環境汚染の原因になっているという。
鉛は神経系を冒す毒性を持っており、6歳以下の子供には特に危険とされる。EUやアジアの一部の国では鉛の重りは禁止されており、亜鉛合金などが代用されている。
EPAは鉛を環境汚染物質に指定していないが、「鉛には危険性があり、道路から除去することは重要」として今回の合意を取り付けた。合意に応じたのはウォルマート、コストコなどの大手小売店、郵政公社や空軍などの政府系機関と自動車メーカー各社。
環境保護団体エコロジー・センターのジェフ・ギアハート代表は「多くの企業が鉛の排除に同意した意義は大きい」と評価している。
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