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オオタカ今年は2羽巣立つ 万博公園で2年連続営巣 (1/2ページ)

2008.8.30 11:37
卵からかえり約1カ月でたくましく育ったオオタカ=7月9日(日本万国博覧会記念機構提供)卵からかえり約1カ月でたくましく育ったオオタカ=7月9日(日本万国博覧会記念機構提供)

 環境省のレッドデータブックで「準絶滅危惧(きぐ)種」に指定されているオオタカが、万博記念公園(大阪府吹田市)の森に2年連続で営巣していることが30日、わかった。初確認された昨年は1羽、今年は2羽のヒナがかえり、無事巣立った。年間150万人が利用する公園にオオタカが住み着いたこと自体が奇跡的とされ、専門家からも「新たに取り入れた森づくりの手法が実を結びつつある証」と評価する声が上がっている。

 公園を管理する日本万国博覧会記念機構によると、昨年2月、職員が樹上に見慣れない大きな鳥の巣を発見、オオタカのつがいの巣と判明した。昨年は1羽、今年も6月に別の場所で2羽のヒナを確認。ヒナは8月半ばに巣立っていったとみられるが、現在もつがいが残っている。

 万博公園にはカラスも多く、観察に協力した須川恒(ひさし)・龍谷大講師は「繁殖を邪魔されないか、心配だった」。しかしオオタカは、そのカラスを餌にしたり、子育てを妨害されないよう巣の位置を工夫したりしていたとみられ、適応力は予想以上に高かったという。

 オオタカの営巣を、平成12年から同園が取り組んできた新しい森づくりの成果とみる専門家もいる。同公園では、昭和45年の大阪万博閉幕以来、森づくりを進めてきたが、シイやカシなど特定の常緑樹が順調に育つ一方で、低木や下草が育ちにくく、昆虫やほ乳類の種類が少ないといった課題があった。

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卵からかえり約1カ月でたくましく育ったオオタカ=7月9日(日本万国博覧会記念機構提供)
卵からかえったばかりのオオタカ。真っ白な羽毛に身を包んでいる=6月12日(日本万国博覧会記念機構提供)
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