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著作権を学ぼう ネット時代…小中学生も“必須” 講義依頼増加、国も積極的 (2/2ページ)
≪知らず知らずに…≫
日本音楽著作権協会(JASRAC)も、依頼があれば随時、中高生や大学生などを対象に、著作権に関する講義や研修を実施している。依頼は10年ほど前は年に数件だったが、少しずつ増え続け、今年度はすでに116人に講義を行った。7年ほど前からは、中学・高校の修学旅行生にも講義を始めるようになった。
国も積極的だ。文化庁は全国の一部の小中高を「著作権研究指定校」に選び、児童や生徒に著作権の基礎知識を学んでもらう試みを平成15年から始めた。
同庁著作権課の大和(やまと)淳課長補佐は「インターネットの普及によって、誰もが著作権者にも、著作権侵害者にもなりえる時代になった」と説明する。例えば、ネット上のブログや特定の掲示板に人気歌手の曲を無断でアップロードすると著作権侵害になってしまう。
今は小学生も携帯電話で簡単にネットにアクセスできるので、悪意はなくても知らず知らずのうちに加害者になる危険性もある。トラブルを避けるためにも、「早い段階で知的財産を尊重する気持ちを養ってもらいたい」(大和課長補佐)という考えだ。
がんじがらめに権利を守ることだけが重んじられると窮屈に感じる向きもあるだろう。だが、著作権の基礎知識を学ぶことは、子供たちが、賢くなるだけでなく、著作権侵害のトラブルに巻き込まれない術(すべ)を身につける機会にもなる。
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