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著作権を学ぼう ネット時代…小中学生も“必須” 講義依頼増加、国も積極的 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:学校教育
「著作権って何?」と聞かれて、すぐに返答できる小中学生は少ないだろう。それでも、せめて基礎知識は持ってもらおうと、子供向けの著作権教室がここ数年、増えている。背景にあるのは、デジタルコピーやインターネットの普及だ。映像や音楽など著作物の送受信が容易になり、「子供だから著作権には無縁」とはいえない時代になっている。(安田幸弘)
≪勝手に…は「×」≫
人気ゲームソフト「サルゲッチュ」のプランナーがゲームのキャラクターづくりについて語り始めると、児童が身を乗り出した。
「将来、ゲームのプランナーになろうと思っている人にアドバイスです。キャラクターのアイデアを出すのが苦しくなったからといって、他人のアイデアを勝手に借りようと思ったらダメ。いろんな経験を蓄えてそれを生かしてください」
8月下旬、東京都港区のソニー・コンピュータエンタテインメント本社で開かれた「親と子の著作権教室」の1コマだ。「人気ゲームを題材に、子供たちに著作権の基礎知識を分かりやすく知ってもらおう」とコンピュータソフトウェア著作権協会(東京都文京区)が企画。小学4〜6年生とその親、あわせて26人が参加した。
教室では、サルゲッチュのキャラクター、ピポサル君の絵が無断で書き換えられたという想定で寸劇も行われた。「こういうことを防ぐために著作権のルールがあるんです」と同協会の担当者。「勝手に作品を書き換えない」「勝手に他人の作品を発表しない」「勝手に作品をコピーしない」と大きな文字で書いた画用紙を掲げて、著作権の基本ルールを解説した。
参加した子供たちは、著作権に少し明るくなった様子。千葉県の小学4年生、玉田健君(10)は「作品を勝手に書き換えたらいけないというのがよく分かった」と話した。

