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「学校徴収金」をタクシー代にも使用 堺市の小中学校
このニュースのトピックス:学校教育
堺市の市立小中学校が保護者から集めた「学校徴収金」を不適切に使用していた問題で、昨年度、中学校16校の教諭らが、募集状況などを調べるために高校を訪問するさいタクシー代に徴収金を使用していたことがわかった。長年の慣例で10年前から問題を指摘する声があったが、市教委は「効率性を考えるとやむを得ない」と放置していた。
市教委によると、市立中学では毎年1月、募集状況を調べるため、担当教諭が、生徒が受験を予定している私立高校を訪問している。昨年度は、少なくとも16校でタクシーを使用したが、タクシー代は公費として認められないため、3年生の保護者から集めた徴収金から流用したという。最も多い学校では利用額は11万3800円に上っていた。
学校側は「教諭は授業を休むことができず、広い範囲を短時間で効率よく回るにはタクシー利用も仕方ないと思った」などと釈明。
10年前に、学校関係者から問題を指摘する声が寄せられたが、1日で20校近く訪問するケースもあったため、公共交通機関の利用よりも効率がいいとして、市教委や学校側も改めていなかった。
市教委は「志望校の情報を早急に伝えようと、生徒のことを思ってそのままにしていた。対応が甘かったと反省している。不適切な徴収金の使用はやめるよう学校側に指導する」としている。