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死亡相次ぐ新型インフル ハイリスク者の重症化防ぐには? (2/2ページ)

2009.8.22 07:49
このニュースのトピックス新型インフルエンザ
全国高校総体のバドミントン会場で感染予防のためマスクをする高校生。せきなどの症状があれば人にうつさないエチケットを=4日、大阪府立体育会館全国高校総体のバドミントン会場で感染予防のためマスクをする高校生。せきなどの症状があれば人にうつさないエチケットを=4日、大阪府立体育会館

 ◆うつさない配慮も

 秋以降のさらなる感染拡大に備え、リスクを減らすにはどうすればいいのか。

 東京慈恵会医科大(東京都港区)の浦島充佳准教授が第一に挙げるのは、感染者と接触の機会が増える医療機関への受診回数を減らすこと。「ぜんそくや糖尿病など慢性疾患で症状が落ち着いている場合は、薬の長期処方を頼んでみては」と話す。

 家庭や職場など周囲の配慮も欠かせない。家族にハイリスク者がいるケースでは、うがい・手洗いの励行、人ごみを避けるなど、うつさない工夫と思いやりが大切だ。万一、寒けやだるさなど自分に感染の兆候を感じたら、ハイリスク者と食事の時間をずらしたり、部屋を別にするなど早目の対策を心がけたい。

 浦島准教授は「窓がない部屋など密閉空間はウイルスが蔓延(まんえん)しやすい環境にある。大勢が集まる場には、せきや発熱など症状がはっきりしない感染者もいるので、こまめに換気をすることも忘れずに」とアドバイスする。

                   ◇

 ■患者数突出の沖縄

 15日に国内初の死者が出た沖縄県。国立感染症研究所によると、今月16日までの1週間に報告された患者数は1医療機関の全国平均1・69人に対し、沖縄は29・6人と突出している。

 なぜ沖縄で多いのか。東京慈恵会医科大の浦島充佳准教授は「もともと冬がない熱帯気候の地域では、季節性インフルエンザは雨季に流行するケースが多い」と指摘。そのうえで、「地球温暖化のせいか沖縄でもここ数年、梅雨明けの6月から8月に流行のピークを迎える傾向が続いており、新型インフルエンザも同じ時期に感染が拡大したのではないか」と推測している。

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全国高校総体のバドミントン会場で感染予防のためマスクをする高校生。せきなどの症状があれば人にうつさないエチケットを=4日、大阪府立体育会館
新型インフルエンザに感染した男性が死亡し、記者会見する神戸市の担当者=18日、神戸市役所
六本木ヒルズで22日から開かれる盆踊りの前夜祭が行われた同アリーナ会場では、新型インフルエンザ感染予防のための消毒液を設置=21日午後、東京・六本木(撮影・中鉢久美子)

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