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ノロウイルス 感染拡大を防げ!! 予防のポイントは (1/2ページ)
このニュースのトピックス:食中毒
■貝類の生食は避ける/吐瀉物の清掃に注意
秋から冬にかけて流行するノロウイルスは毎年、下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴える大勢の感染者を出す。一般に数日で快方に向かうが、吐いたものが気道に詰まると窒息する恐れもあり、幼児、高齢者は流行に気をつけたい。国立感染症研究所(東京都武蔵村山市)のウイルス第2部主任研究官、片山和彦さんに予防策のポイントを聞いた。(柳原一哉)
片山さんによると、ノロウイルスが最初に発見されたのは1968(昭和43)年。米オハイオ州の小学校で起きた集団胃腸炎で見つかった。大きさは約38ナノメートル(1ナノメートルは1ミリの100万分の1)で、電子顕微鏡でしか観察できないほど小さい。だが感染力は強く、「わずかなウイルス粒子が体内に入りこんだだけで発症する危険性が高い」という。
厚生労働省によると、ノロウイルス感染による食中毒に限っても、患者数は増加傾向にあり、平成13年は7358人だったが、18年には2万7616人を記録した。
今年も10月末に埼玉県新座市の市立小学校で、ノロウイルスが原因とみられる感染症が原因で嘔吐などの症状のため欠席する児童が相次ぎ、臨時休校の措置が取られたばかりだ。
ノロウイルスは、感染すると1、2日の潜伏期間の後、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状が出る。通常は2、3日で治まるが、予防薬や治療薬はなく、「早目に医師の指示に従うのが最善」と注意を喚起する。
気をつけたいのは、1日に数十回もの激しい下痢を起こしたときの対応だ。脱水症状を起こす恐れがあり、点滴などの処置が必要になるためで、「吐き気が治まったら、スポーツドリンクを薄めたもので水分補給し、医師の指示に従ってほしい」と促す。
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