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カロリー抑え、寿命延ばそう 適切な食事量の把握が鍵 (1/3ページ)

2008.10.10 08:00
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カロリスジャパン発足の記者会見で講演する米国CRソサエティのボブ・カバナフ氏。米国では医師ではない一般会員も医学誌を読みこなし、自身の健康づくりに役立てているという=9月16日、東京・六本木カロリスジャパン発足の記者会見で講演する米国CRソサエティのボブ・カバナフ氏。米国では医師ではない一般会員も医学誌を読みこなし、自身の健康づくりに役立てているという=9月16日、東京・六本木

 アンチエイジング(抗加齢)の研究で、「カロリーリストリクション(CR)」という考えに注目が集まっている。CRとは、栄養分を確保しながら、食事の摂取カロリーを通常の6〜7割に制限すること。老化防止につながり、健康で長生きできる体をつくるという。9月には医師らが中心になり、「CRソサエティ・ジャパン(アンチエイジングを実践する会、愛称・カロリスジャパン)」を発足。世界有数の長寿国である日本で、さらに人々の寿命を延ばそうと研究成果の啓発に力を入れている。(平沢裕子)

 ≪2〜3割長生き≫

 カロリー制限で寿命を延長できることが米国の研究者によって初めて示されたのは1935年。マウスやサルを使った動物実験では、タンパク質、脂質、炭水化物に加えて必須ビタミン、微量のミネラルなどの栄養分を確保しながら、総摂取カロリーを通常の65%程度に落とすことで、寿命が約1・5倍伸びたというデータが得られている。

 また、アカゲザルを使った実験では、カロリーを30%制限して飼育したサルは、制限のないサルに比べ、毛につやがあり、シワもほとんどないなど、外見上も大きな違いがあることが分かっている。

 同会メディカルアドバイザーの一人、順天堂大学大学院医学研究科の白沢卓二教授(加齢制御医学)は「動物実験の結果から、ヒトでもカロリー制限することで(寿命で)2〜3割長生きできるだろうと考えられている」と話す。

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カロリスジャパン発足の記者会見で講演する米国CRソサエティのボブ・カバナフ氏。米国では医師ではない一般会員も医学誌を読みこなし、自身の健康づくりに役立てているという=9月16日、東京・六本木
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