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【産科医解体新書】(7)小児科、麻酔科との協力不可欠 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:救急搬送受け入れ問題
母体搬送とは産科救急にかかわる業務ですが、診療科は産科だけではありません。少なくとも麻酔科と小児科の協力が不可欠です。この2つの診療科も、医師不足が深刻です。
母体搬送では、緊急帝王切開となることが多いのですが、手術時には麻酔管理が必要です。麻酔科も普段は予定手術が多く組まれていますし、産科以外にも他科から刻々と緊急手術が申し込まれます。緊急手術が他科に比べて圧倒的に多い産科救急は、麻酔科に協力してもらう回数も多くなります。
また、緊急帝王切開で子供を救ってもらうためには、小児科の立ち会いが必要になります。夜中の緊急時には、小児救急やNICU(新生児集中管理室)業務で忙しい小児科医たちに一時的に仕事を中断してもらって、お手伝いをお願いします。
もし、この2つの診療科が他の業務で忙しければ、母体搬送を受け入れることはできないのです。例えば、麻酔科の手が別の手術でふさがっていたり、小児科やNICUのベッドに余裕がない場合には、産科的に受け入れ可能であっても母体搬送を断らなければならないのです。