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【見つけた! みんなが輝く教育】改善できるワーキングメモリ (1/2ページ)

2008.9.30 08:01

 前回、「音読すると脳が活性化されて記憶力が2、3割以上あがり、毎日継続すれば1カ月後には記憶力が3割以上あがる」という教科書の記述で苦悩する、音読の苦手な中学生を紹介しました。

 記憶、と一言で言ってもいろいろあります。一般的には感覚記憶、長期記憶、短期記憶の3つに分類されます。簡単に言うと、感覚記憶は1〜2秒ほど保持される視覚情報や聴覚情報。長期記憶は長期間保持される記憶、短期記憶は約20秒間保持される記憶のこと。心理学者のミラーによれば短期記憶は容量が決まっていて、情報の何らかのまとまりを1単位として考えたとき、5個から9個までしか記憶できません(「マジックナンバー7±2」の理論)。

 ここから発展して、この数十年、世界的に研究が盛んなのがワーキングメモリ(作業記憶)です。これは情報を数秒間くらいの短い間、頭の中にすぐ使える状態で保持する能力で、さまざまな認知課題を行っていくうえで重要で不可欠な機能とされています。

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