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【シェ松尾のボン・サンテ】「口は最後の調理場」
アンチエイジングに興味を持つようになってから、いろいろな分野の方とお話しする機会が増えた気がします。先日は日本歯科医師会会長の大久保満男先生から、歯科の観点からのアンチエイジングについて話をお聞きしました。
年を取ると歯の数が減ってきますが、歯を多く残している人は、元気な人が多いようです。歯をなくす主な原因は歯周病ですが、歯周病は体の免疫力と関係が深く、免疫力が落ちると歯周病になりやすいそうです。驚いたことに、歯周病の人はがんにもなりやすいという海外の報告もあるそうです。
歯を残すことは、実はアンチエイジングにおいて、大きなポイントだそうです。歯をしっかり残せるということは、免疫力も保てるということなのでしょう。
そもそも歯がなければ噛(か)めませんよね。せっかく体にいい食べ物を食べても、しっかりと咀嚼(そしゃく)できなければ栄養として吸収されません。
「口は最後の調理場」と大久保先生に教えてもらいました。しっかりと噛んで味わうと、前にも書きましたが、消化が促され体が喜びます。同時に口の中が浄化され、歯周病にもなりにくくなるそうです。野菜や漬物、りんごなど繊維質の果物をしっかりと噛んで食べると、歯がきれいになるそうですよ。大久保先生には、このほかにもいろいろ面白いお話を聞かせてもらいました。
定期的に歯医者さんに行って、歯のメンテナンスをしてもらいましょう。自分の歯で楽しく食事をして、いつまでも健康でいたいものですね。
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【プロフィル】松尾幸造
まつお・こうぞう 東京・松濤のレストラン「シェ松尾」オーナーシェフ。日本抗加齢食普及協会理事長。ボン・サンテは「健康を祈って」の意。

