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ブルーノートCD 発売21年、売れた800万枚
米国のジャズの名門レーベル、ブルーノートのCDの国内売上累計が、発売から21年を迎えた今年、800万枚を突破したことが分かった。ビートルズ(約1000万枚)には負けるものの、日本で人気の洋楽バンド、クイーン(約800万枚)と並ぶ好セールス。本場、米国では衰退の一途(いっと)をたどるジャズだが、欧州とともに日本ではいまだにファンの支持が根強いことをうかがわせる。(岡田敏一)
発売元のEMIミュージック・ジャパンが明らかにした。EMIでは昭和62年、同レーベルの作品を世界で初めてCD化し、発売を始めた。総タイトル数は約300。国内盤と輸入盤の比率は8対2で、国内盤の比率が圧倒的に多かった。
売上累計枚数のベスト3は(1)ソニー・クラークの「クール・ストラッティン」(1958年)(2)キャノンボール・アダレイ&マイルス・デイヴィスの「サムシン・エルス」(同)(3)ジョン・コルトレーンの「ブルー・トレイン」(1957年)の順だった。
EMIでは「誇るべき数字。最新ヒット作品だけでなく、1950から60年代の古典的なジャズもきっちり評価し、音源にお金を支払うという日本の音楽ファンのきまじめさの表れでは」と話す。
音楽誌オリコンBiZの西久保秀文編集長は「ブランド好きの日本人にとってブルーノートは安心のブランド。タイトル数が多く、団体戦で戦えるのも強み」と分析している。
EMIでは、ブルーノート作品の1000万枚突破をめざし、「クール・ストラッティン」や「ブルー・トレイン」など人気の3タイトルを、9月26日から、ディスクの基盤材料に液晶パネル用のポリカーボネート樹脂を採用した高音質の「HQCD(ハイクオリティーCD)」の形態で発売。他の作品も順次、この形態で再発売するという。

