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芸の真髄シリーズ 第2回は杵屋勝国

2008.8.19 08:04
このニュースのトピックス伝統芸能
長唄三味線の杵屋勝国長唄三味線の杵屋勝国

 歌舞伎の舞台でも活躍する、長唄三味線の杵屋勝国が20日、東京・隼町の国立劇場で開かれる「芸の真髄シリーズ第2回 長唄」に出演する。勝国は師の家元、七世杵屋勝三郎とともに「安達ヶ原」「吉原雀」ほかを演奏する。

 芸の真髄シリーズは、日本伝統の至芸を紹介しており、第1回(昨年)は文楽三味線の鶴澤清治を取り上げた。第2回は歌舞伎とゆかりの深い長唄の三味線で、坂東玉三郎、中村勘三郎らの舞台を支える名手、勝国が出演する。

 「この世界は長く活躍する人が多く、私などはまだまだ若手です。家元には芸ばかりでなく、人生のさまざまなことを教わった。今度は私たちがそれを伝えなくては」と勝国。杵勝一門を率いる勝三郎は80歳の現役で、一門約50人が出演する。会のリーダーとなるのが63歳、演奏家としての脂がのりきった勝国だ。

 「『安達ヶ原』は物語のストーリーを考えてもらう曲で、『吉原雀』は廓の情景を楽しんでもらえる曲。『五色の糸』は美しい旋律を聞かせる。最後は50人の大合奏で、名曲のさわりを選んだ抄曲集を演奏します」。舞台装置なども使い、華やかな雰囲気の演奏会となり、人間国宝の宮田哲男(唄)らも出演する。

 午後6時開演。問い合わせは(電)03・5478・8533。(生田誠)

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長唄三味線の杵屋勝国
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