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直訳ロック 王様、CD回収も「リベンジ」狙う
洋楽のヒット曲を日本語に直訳して歌う“直訳ロッカー”で知られるミュージシャン、王様の最新CD「鋼鉄伝説〜金の巻〜」が、おまけDVDの権利上の問題から製品回収する騒ぎとなった。ヘビーメタルのファンの熱いリクエストに応えた力作だったが、本人は「鋼鉄伝説〜金の巻〜リベンジ」(時期未定)を年末には発売したい、と燃えている。(岡田敏一)
英バンド、ディープ・パープルを日本語に直訳した「深紫伝説」などで人気を博した王様。今回、メタルをテーマにした理由は−。
「メタルファンの方は本当に熱心なんです。何年にもわたって『鋼鉄の処女(アイアン・メイデン)伝説をぜひ』といった手紙が定期的に来ましてですね…」
というわけで制作に着手。本当は昨年の春に完成するはずが「楽曲の原盤(権利)を所有する音楽出版社などから、使用許可がおりなかったものが多く、相当苦労したんです」。
いわば、日本語に直訳して歌うだけ…なのだが、著作権の壁は高いという。
「ミュージシャンやバンドによって、カバー自体がダメ、英語以外で歌ってはダメ、日本語版を再び英訳して見せろ、などと要求もバラバラでしたよ」
収録曲はヴァン・ヘイレンの「大噴火(原題イラプション)」と「首ったけ(同ユー・リアリー・ガット・ミー)」をはじめ、ボストンの「感覚以上(同モア・ザン・ア・フィーリング)」などだが、「ヴァン・ヘイレンの『ピョン』(同ジャンプ)は収録したかったなー」とちょっぴり残念そうな王様。
「映画に字幕があるように、ロックにも直訳があっていいじゃないかと思ってます。名曲は日本語に訳してもユーモアのセンスが感じられて楽しいですしね」

