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力強いステージに響く 高貴なメロディー コールドプレイ 北米公演ツアー (2/3ページ)
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観客の中心は高校生や大学生だが、彼らが凝視するのはバンドの中心人物、クリス・マーティン(31)だ。ボーカルに専念するときは天を仰ぎ、両手を大きく広げて派手にステージを闊歩(かっぽ)。加えてギターやピアノの弾き語りも披露する。米の黒人音楽ではなく、欧州のクラシック音楽直系の高貴なメロディーにうっとりと聴き入る観客たち。しかし曲間では鼓膜が破れそうな大歓声で応える。
■初の球状スクリーン
その後も最新の楽曲と過去の楽曲をバランス良く配して公演が進む。ロック公演では初の球状スクリーン6個が天井から登場。地球儀のように回転しながらステージの模様を映し出す。当然「サイエンティスト」や「フィックス・ユー」といったバラード曲ではサビの部分で大合唱。このほか、驚きの演出も多数あり、全く飽きさせない。アンコールの「ラヴァーズ・イン・ジャパン」(最新作収録)では蝶の形のかわいい紙吹雪がステージ上に舞った。
前作「X&Y」(2005年)発表に伴う夏の北米ツアーもロス郊外で体験したが、それを上回る凄(すさ)まじい内容。さすが今夏、最もチケット入手が困難といわれる公演だけのことはある。