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【グローバルインタビュー】企業はなぜエイズ対策に取り組むのか MTVネットワークス副会長 ビル・ローディ氏 (1/4ページ)
音楽を中心にした総合エンターテイメント・メディアとして世界の若者の人気を集めるMTVは、積極的にエイズ対策と取り組んできた企業としても国際的に知られている。その牽引役が国連合同エイズ計画(UNAIDS)の特別大使を務めるMTVネットワークスのビル・ローディ副会長だ。多数のアーティストが参加した「MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2008」(5月31日、さいたまスーパーアリーナ)の授賞式に出席するため来日したローディ氏からMTVのエイズ戦略について聞いた。
−−MTVはどうしてエイズ対策に取り組むのですか。
私たちは音楽や番組を通し、ニュースやファッション、生活のスタイルなどに影響を与えているので、視聴者が重要だと考えている問題には常にしっかりとかかわっていきたいと考えてきました。エイズの流行はそうした問題のひとつなのです。他にもキャンペーンのテーマはいくつかあり、その中には、世界規模のものも、各地域に即したものもあります。世界規模では、MTV SWITCHという気候変動に関するキャンペーンや人身売買に関するMTV EXITキャンペーンなどですね。エイズに取り組む理由は、私たちの視聴者に非常に大きな影響を与える現象だからです。
−−取り組むようになったのはいつごろから?
(アメリカでの)MTVのスタートは1981年です。エイズの流行が表面化したのも同じ頃でしたね。私たちがエイズの分野で活動するようになったのは80年代半ばごろからです。
−−企業としてはかなり早いですね。
主な視聴者層である若者はエイズの流行に最も大きな影響を受ける層でもあります。また、地域的に見ると、MTVはアフリカ、インド、東欧、ロシア、中国などエイズの流行に大きな影響を受けている地域でビジネスを行っています。私たちがビジネスの対象としている年齢層も、地域も、深刻なエイズの流行に直面しています。流行の拡大を防ぎ、治療の普及をはかり、差別や偏見と闘う手助けを行うのはむしろ当然のことというべきでしょう。
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