ニュース: エンタメ RSS feed
【寅さんメモリアル・ロケ地をゆく】(下) “マドンナ貴子”絶えぬ笑顔 ■渡り鳥なにを話しどこへ行く 風天 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:映画
〈東京・柴又〉
「男はつらいよ」シリーズの第8作「寅次郎恋歌」(昭和46年公開)をテレビで見るときは、いつも照れてしまう。池内淳子さんが演じるマドンナは自分がモデルになっていたからだ。
六波羅(ろくはら)トモ子さん(64)。生まれも育ちも柴又。「『男はつらいよ』の寅さんの妹、さくらと生い立ちが同じなの」とほほえむ。
昭和45年、おいしいコーヒーの味にいつも包まれていたいと、地元の柴又で喫茶店「ローク」を開いた。
その前年の44年に「男はつらいよ」シリーズの劇場第1作を世に送り出した山田洋次監督とスタッフが撮影の合間に訪れるようになり、次第に常連になった。
翌年10月、山田監督から突然、台本を渡された。
「トモちゃん、こんなの書いちゃった」
見ると、自分が「男はつらいよ」のマドンナのモデルになっていた。
事前に相談はなかった。急だったので驚いたが、うれしさも大きかった。


