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松本零士インタビュー「夢は宇宙へ」(5)一撃で効いた「塗り薬」 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:マンガ
−−デビューは高校1年生のときでした
松本 中学生のころに「名だたる天才たちに伍(ご)して自分が戦える戦場は」と自問して「マンガなら可能かもしれない」と思い立ち、早いうちから自立をと考えていました。高校2年で東京へ修学旅行で行ったときは、出版社に寄って原稿料をもらって帰ってきました。仕事をしていた毎日新聞西部本社からは、1ページで350円の原稿料をもらっていました。当時、源泉徴収の課税率は1割5分で、僕は15歳のときから税金を払っていたんですよ。
−−稼いだお金は?
松本 野菜の仕入れ代などとして父に渡していました。夏休みには大卒の給料分ぐらい稼ぎましたが、自分で使うのは学用品や学費、服といった必要最小限だけ。今でも自分で買った学生服は大事にとってあります。
−−高校を卒業して18歳で上京されました
松本 「本郷三丁目」駅裏の下宿で「おいどん」生活をやったわけです。収入のほとんどは実家へ送っていました。あの時代、みんな歯を食いしばって生きていたんですが、下宿には友人もいっぱいいて、僕には天国でしたね。


