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【プレミアムシート】落語家 桂小米朝 大きな名跡「頂」への一歩、五代目「米團治」襲名 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:伝統芸能
上方落語に登場する、親分肌で世話好きの“上町のおっさん”は、大阪落語界の重鎮だった初代桂米團治のことだという。門人には爆笑王の初代桂春團治らがいた。二代目も三代目も大きな足跡を残し、四代目は桂米朝の師匠であった。そんな大きな名跡の五代目を継ぎ、57年ぶりに「米團治」が復活する。
この名前が自分の胆(はら)にしっかりおさまったと感じたのは、5月の大阪・そごう劇場での落語会「小米朝十番勝負その八」だったのではないか。
この日、襲名公演で披露予定の「代書」をネタおろし(初演)した。先代が実際に資格(現在の行政書士)を取って営業した体験から創作した爆笑噺である。そして、出囃子では先代の「三(さん)下(さが)りかっこ」が突然鳴った。スタッフが仕掛けたもので想定外。面食らった。
「しどろもどろになりそうでした。でも出囃子ひとつとっても大変なことなんだと実感した次第です」
先代の代表作と出囃子。ふたつを初めて体験し、「米團治がすごく身近になった日でした」。
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入門して30年、12月で50歳になる。偉大な父の師匠の名跡を継ぐことで注目度は増し、数十年ぶりの落語ブームのさなかに襲名の日を迎えるのも、華やかさがあうこの人らしい。






