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靖国神社で奉納野外劇「俺は、君のためにこそ死ににいく」 (1/2ページ)
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太平洋戦争末期、鹿児島県の知覧特攻基地のそばで食堂を営んでいた鳥濱トメさんと若き特攻隊員たちとの交流を描いた映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」が舞台化され、8月1日から5日まで、東京都千代田区の靖国神社境内の特設舞台で上演されることになった。石原慎太郎東京都知事の製作総指揮、脚本で昨年公開された話題作が野外劇となり、平和を祈念して奉納される。
上演するのは劇団夜想会で、舞台の脚本と演出は劇団主宰の野伏(のぶし)翔(しょう)さんが手がけた。出演者の大半は20代の若者だが、稽古を重ねるとともに、自主的に靖国神社の遊就館や知覧特攻平和会館を訪ね、隊員らの心に触れる努力をしてきたという。「顔つきが変わり、振る舞いも美しくなってきた。彼らにも隊員たちのDNAが受け継がれているんだなと思いました」と野伏さんは感慨深げだ。
稽古は西早稲田のアトリエで行われている。特攻を打診された関行男大尉の「許してくれ、短すぎて何もしてやれなかったな。だが俺はおまえを、おまえを守るためにこそ、行くんだよ」という妻への独白や、切腹し介錯を拒む大西瀧治郎中将のすさまじい責任の取り方、生き残ってしまった少尉の無念など、舞台では印象的な場面が連続する。

