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カッコいい女とかわいい男の不倫 映画「人のセックスを笑うな」井口奈己監督に聞く (1/2ページ)

2008.1.18 16:40
このニュースのトピックス「SANKEI EXPRESS」から
「ユリをカッコよく、みるめをかわいく撮りたかった」と語る井口奈己監督=2007年11月12日、東京・銀座の東京テアトル会議室「ユリをカッコよく、みるめをかわいく撮りたかった」と語る井口奈己監督=2007年11月12日、東京・銀座の東京テアトル会議室

 美術学校に通うみるめ(松山ケンイチ)が20歳年上の講師、ユリ(永作博美)と恋に落ちる。初めての恋愛に胸を躍らせるが、実はユリは結婚していた−。「人のセックスを笑うな」は挑発的なタイトルに反して、純粋でせつない恋愛ストーリーだ。同世代の感情の揺れを丁寧にとらえる作風で評価が高い井口奈己(なみ)監督(40)が描く“不倫”の世界とは…。(片岡友理)

 原作は芥川賞候補になった作家、山崎ナオコーラのデビュー作。ゆったりとした時間が流れるなかで物語が進むが、不思議とテンポの悪さを感じさせないのは、「登場人物の『勝ち負け』を表現したから」(井口監督)だ。

 「誰かが楽しいときには別の誰かが寂しかったりして、それを見る側が受け止められるようにしました」

 井口監督の狙いは「ユリをカッコよく、みるめをかわいくする」こと。だから、ユリは「勝ち」であることが多い。気まぐれで自由奔放なユリになってもらうために、永作には整体に通うよう指示。脱力した自分の顔を知ってもらうためだが、永作はその意図をくみ取り、脱力顔に加えて、終始、ノーメイクでユリを演じきった。

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「ユリをカッコよく、みるめをかわいく撮りたかった」と語る井口奈己監督=2007年11月12日、東京・銀座の東京テアトル会議室
映画「人のセックスを笑うな」(井口奈己監督)  19日公開(提供写真)

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