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26年ぶり貿易赤字 8月統計 年末年始で激減の1月除き
このニュースのトピックス:景気
財務省が25日発表した8月の貿易統計速報によると、輸出から輸入を差し引いた金額がマイナス3240億円となり、年末年始で輸出が激減する1月を除くと、約26年ぶりの貿易赤字となった。原油などのエネルギー価格高騰で輸入総額が増えた一方、景気が減速している欧米向けの輸出が減り、輸出総額が微増にとどまったのが要因だ。
総額をみると、輸出は前年同月比0・3%増の7兆599億円、輸入は17・3%増の7兆3799億円。
輸出は米国向けが21・8%減。自動車やその部品などがいずれも3割前後減った影響によるもので、統計を取り始めた1980年1月以降で最大のマイナスとなった。欧米向けの落ち込みを中国などの新興国向けの伸びで補う構図が続いているが、低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)に端を発した米国の金融不安により、カバーできなくなっている。
輸入は原油が64・3%増、石炭が前年同月の2・2倍となるなど、引き続きエネルギー価格の高騰による影響が大きかった。
1月以外で貿易赤字となったのは1982年11月以来。当時は米国との貿易摩擦が問題化していた。