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【新閣僚に聞く】伊吹財務相
このニュースのトピックス:景気
−−どのような景気認識で経済対策をまとめるのか
「コスト増によるスタグレーション(不況と物価上昇の共存)に陥る危険がある。国内需要減による不況感よりも、海外の原材料高騰で上がった価格を転嫁できない。原材料高騰への対応を念頭に置いている」
−−消費税増税を含む税制改革の方向は
「基礎年金の国庫負担割合を引き上げれば、それだけで予算は2兆数千億円膨らむ。やるならそれだけの財源を確保しなければならない。安定財源が必要だが、『これをするから、これだけ負担してもらいます』と国民の意向を(選挙で)聞かなければならない。『これはやるけど、どの財源でやるかわからない』というのは無責任だ」
−−政府目標である平成23年度の基礎的財政収支の黒字化が難しくなっている
「一度決めたことだから目標は維持していくが、経済状況からみて非常に難しいのは確かだ。ただ、福田首相の『消費税(増税)を2、3年で考える』との言葉は示唆的だ。選挙も終わっているし、23年度にも間に合う。3年後の景気の状況はわからないが、財政規律を守りながら1年1年のことを誠実にやる」
−−道路特定財源の一般財源化で、どの程度が道路建設以外に回るのか
「一般財源化しても、これまで一般財源で賄ってきた道路関連(の支出)を拡大していくのが常識的だ。従来、それを賄ってきた一般財源が少し浮いてくるかたちになる」(高橋寛次)

